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自治体職員のためのAI×データ活用研修 ~生成AIで加速するEBPM~

管理職も学ぶ!生成AI勉強会

2024年の庁内勉強会を振り返ってみました

phi-4が来たぞー!しかもMITライセンス

AIと一緒に作る!自分だけの地域地図データの作り方

今年度もやります!!横須賀生成AI合宿

生成AIを使用して問題集を作ろう

利用者数2倍!消費文字数9倍!自治体生成AIツール再トライアル活用状況

【募集終了しました】未来の東京に向けたアイデア

【募集終了しました】一緒に東京の未来をアップデート!

志木市の生成AI導入、その現状は? 〜6ヶ月後の職員たちの本音を大公開!〜

予算"ゼロ"で市職員向け生成AI活用勉強会を開催!

東京市町村自治調査会 ニュースレターに掲載

レベルアップしよう!

電話だけからの脱却! 神戸市役所への問い合わせ窓口がパワーアップ

目黒区・江戸川区が挑む、データ活用の新しい潮流 ー 東京都区市町村DXawardで優秀賞を受賞

自治体職員のためのAI×データ活用研修 ~生成AIで加速するEBPM~

目黒区では、データに基づく政策立案(EBPM)の推進と職員のデータ活用能力向上を目的として、毎年データ活用研修を実施しています。 今年で3回目となる本研修では、江戸川区をはじめとし、板橋区、墨田区、品川区の職員の方々にもご参加いただき、自治体の枠を越えた学びの場となりました。 ★今回の研修は、目黒区と江戸川区がタッグを組んで開発している、「TIDE」(Tokyo Innovative Data Education)のプロトタイプとして実践した内容となります。 1.データ

管理職も学ぶ!生成AI勉強会

茅ヶ崎市と生成AI🌱現状 茅ヶ崎市では生成AIに関する「予算は"ゼロ"」ですが、令和6年度から生成AI導入支援パートナーとしてSDT株式会社の森篤史氏(茅ヶ崎市の複業人材)をお迎えし、市職員向け勉強会の開催や、無料の生成AIを活用し、市職員ひとりひとりの業務効率化を目指し、庁内における生成AIの利用促進を進めているところです。 勉強会実施状況 9月と10月にそれぞれ生成AIの活用促進を目的とした市職員向け勉強会を開催しました。 第1回勉強会/9月/初学者向け 第2

2024年の庁内勉強会を振り返ってみました

こんにちは。当別町デジタル都市推進課です。 今回は2024年に庁内で実施した生成AIに関する勉強会をまとめてみました。 業務に直接関係のあるもの、そうでないもの含め実施しましたので、紹介したいと思います。 2024年1月17日 開催 『生成AI勉強会2』当時の生成AIのトレンドをみんなで学びました。 GPTs、SunoAI、Pikaなどを実際に体験してみました。 2024年3月13日 開催 『Microsoft 365 Copilot 最速勉強会』一部の職員だけです

phi-4が来たぞー!しかもMITライセンス

あけましておめでとうございます。M田主任三郎です。 本年もよろしくお願いいたします! Microsoftの小規模言語モデル(SLM)Phi-4がHugging Faceで公開されました!しかもMITライセンス!(商用利用も可能!) モデルのサイズは14Bで、4bit量子化モデルならそこそこのGPUがあれば動きそうです。同じオープンなモデルで、メタ社のLlama3.2の最小モデルは1B、GoogleのGemma2の最小モデルは2Bですから、それらよりは一回り以上大きいですね

AIと一緒に作る!自分だけの地域地図データの作り方

目黒区企画経営課 地図大好き 森川です。 自治体でのお仕事をしているうえで、町丁目や都市計画区域などとは別に「独自の地域」を定義している自治体も多いと思います。そういった独自地域はデータ分析をしようとしたときに、地図データがないのでマップ表示ができないといった悩みがついてきます。 目黒区では「住区」という地域単位で小学校だったり、福祉関連の施策が展開されています。なので、その単位で人口を見たりということは非常に重要になります。 ただ、現状「住区」単位では地図データがあり

今年度もやります!!横須賀生成AI合宿

横須賀市の生成AI推進担当のY中です。 もう年末ですね。年末になると来年の予定も気になりますよね。 あ!そういえば、来年も「アレ」やるのかな、、、? はい!もちろんやります! 横須賀市生成AI合宿!!2月6日(木)、7日(金)開催です! 念のため、「横須賀市生成AI合宿」をご存知ない方のためにご説明いたしますと、生成AI開国の地を名乗っている横須賀市で、生成AIについて学びながら仲間作りをしていこうという企画で、今年度で2回目の開催になります。 「へぇ~生成AIなら使った

生成AIを使用して問題集を作ろう

上田市情報システム課 M田です。 上田市では試用期間も含めて生成AIを利用開始してからそろそろ1年半になります。 主な用途は「あいさつ文作成」「要約」「翻訳」「マクロ作成」等になります。 現在導入しているのが【テキスト生成AI】だから、テキストを扱うものが中心になるのは当たり前なのですが、他の自治体様がアップしている内容を見ていると様々なことに利用されているなと感じています。 AIの可能性を広げて、業務に馴染ませる為にも、「テキストをいじる」以外のことは出来ないかとトラ

利用者数2倍!消費文字数9倍!自治体生成AIツール再トライアル活用状況

概要📘茅ヶ崎市は生成AIツールの予算が”ゼロ”ですが、ChatGPT等の生成AIツールのうち、無償で使える範囲で活用方法を検討し、将来的な予算化を目指しているところです。 現在、茅ヶ崎市では導入済みのチャットツール内で、昨年に続き自治体向け生成AIツール(ChatGPT)の再トライアル(無料のお試し)を実施中です。 令和5年度は67日間のトライアル期間中に127人の職員が利用しました。令和6年度は生成AI活用勉強会を実施した効果もあり、わずか19日間で再び同数の127人の利

【募集終了しました】未来の東京に向けたアイデア

東京都では現在、2050年代の東京を見据えた新たな戦略策定に向けて皆様のアイデアやご意見を募集し、AI技術を活用して可視化・分析するブロードリスニングの取組を進めています。募集を開始してから多くの反響がありましたので、第二弾として記事を掲載します! これまで皆様からいただいた声を小池都知事に届けてみた様子もご覧ください↓ 当初は募集を12月13日(金)までとしていましたが、予想以上の反響をいただき、募集期間を12月20日(金)までに延長しました。 今回のnoteでは、も

【募集終了しました】一緒に東京の未来をアップデート!

東京都では現在、「2050年代の東京」を見据え、新しい長期戦略の策定に向けて検討を進めています。 皆様と一緒に新しい戦略をつくりあげていくため、AIエンジニアで一般財団法人GovTech東京 アドバイザーの安野貴博さんから技術的なサポートを受けながら、ブロードリスニング(※)を用いた意見募集を12/13(金)まで行っています。 今回のnoteでは、この新しいブロードリスニングの取組についてご紹介します。東京の未来について、ぜひたくさんの声をお寄せください! 新しく行う「

志木市の生成AI導入、その現状は? 〜6ヶ月後の職員たちの本音を大公開!〜

志木市では、自治体専用の生成AIを令和6年5月に導入し、運用を開始しました。 今回は、導入後6ヶ月が経過したため、職員に利用に関するアンケートを実施し、利用している職員34名と利用していない職員25名、計59名から得た回答を元に、その結果を生成AIで報告書を作成しました。 さらに、その報告書を生成AIに読み込ませ、この記事を書いてもらいました。 (グラフ及びキャプションはデジタル推進課で組み入れてます) まずは利用状況アクティブユーザー数は導入した5月をピークに減少傾向で、

予算"ゼロ"で市職員向け生成AI活用勉強会を開催!

令和5年度の生成AIツール活用状況💭令和5年度トライアル利用状況 約2か月間の生成AIツールのトライアル期間において、ツールを活用したユーザーの利用頻度については、75%(95人)は10回未満の利用に留まり、15%(20人)が10~19回の利用でした。一方、高頻度ユーザー(50回以上)は2%(3人)のみでした。 ほとんどの方が「お試し利用」の段階で、継続的な活用はもう一歩でした。 令和5年度職員の声(アンケート結果) 職員アンケートを確認したところ「触ってみたが使い方が

東京市町村自治調査会 ニュースレターに掲載

住民向け問合せサービスに対応したチャットボットの導入についての取り組みが、東京市町村自治調査会 ニュースレター vol.035【2024年11月15日号】に掲載されました。 http://www.tama-100.or.jp/contents_detail.php?frmId=1323

レベルアップしよう!

本市では、令和5年度にChatGPTの自主勉強会を5回実施しました。 また、令和6年5月に自治体専用の生成AIシステムを導入した後、自主勉強会改めChatGPT研修会を6回実施しました。 これまでは初級編として「とにかく ChatGPT に触れてもらう事」をメインとした超初心者向けの内容でしたが、もう少し実践的な内容を望む声がチラホラと聞こえてきました。 ということで、レベルアップの中級研修を令和6年11月11日(月)に実施しました。 内容 中級研修の内容は、令和6年1月

電話だけからの脱却! 神戸市役所への問い合わせ窓口がパワーアップ

行政関係の手続きでわからないことがあったら、あなたはどんな手段で疑問を解決しますか? まずはネット検索が気軽ですよね。たとえば、定額減税のことについて知りたいと思ったら「神戸市 定額減税」と検索する。 そのページを見ても、自分がどれに当てはまるのかわからない、もっと詳しく知りたいと思ったら? やっぱり電話でしょうか。でも平日の昼間は仕事があるし……。 実はこの12月から、神戸市のお問い合わせ窓口が大幅にパワーアップするんです! どこがどんなふうにパワーアップするのか、

目黒区・江戸川区が挑む、データ活用の新しい潮流 ー 東京都区市町村DXawardで優秀賞を受賞

目黒区 データ活用チーム 武山です。 目黒区と江戸川区が共同提案で取組む、東京都版データ活用人材育成スキーム「TIDE(タイド)」が、東京都区市町村DXaward「DXアイデア部門」で優秀賞を受賞しました! 今回は、提案までの流れと、取組の裏側についてご紹介します。 1.「TIDE」が目指す未来プロジェクトの中心となるのが、「Tokyo Innovative Data Education」、略して「TIDE(タイド)」という育成プログラム。 この名称には、3つの意味が