記事一覧

OpenAI Realtime APIを試してみた!

こんにちは、M田主任三郎です。 日々新しいAIの情報がありすぎて、段々と追えなくなってきているこの頃です・・・。 先月9月25日に、ChatGPTの高度な音声モードが公開され…

はじめまして 茅ヶ崎市デジタル推進課です。

はじめに自己紹介 はじめまして、茅ヶ崎市役所デジタル推進課です。 このたび、noteでの情報発信を始めることになりました。 生成AIを活用した私たちの取り組み等を分か…

生成AI活用!

上田市情報システム課 M田です。 研修ネタを2個続けてきたのですが、今回は生成AIを利用した業務改善・時間短縮と思われる事例をご紹介します。 お手製マクロ、スクリ…

祝1周年!自治体AI活用マガジンの掲載記事を振り返ってみた!

いつもご覧くださり、ありがとうございます! 横須賀市生成AI推進チームです。 昨年2023年8月29日(火)に開設した「自治体AI活用マガジン」も、1周年を迎えました!パチパ…

N番煎じですがローカルLLM(ollama)とRAG(Dify)を試してみた

桑名市スマートシティ推進課です。 最近、AI関係の記事を全く書いていないため、最近試したことを書こうと思います。 1.巷ではローカルLLMが流行っている横須賀市さんが…

生成AIを活用した子育てチャットボットの実証運用第2弾【BEPPU×生成AI vol.6】

別府市企画戦略部情報政策課デジタルファースト推進室です。 前回の記事では3つのLLMを比較し、市民向けの生成AIチャットボットにおいて Claude3.5 Sonnet を採用すること…

AI博覧会に登壇

AI博覧会 日時:2024年8月30日(金)15:20~15:50 戸田市の生成AIを活用した市民向け応答サービス実証 https://aismiley.co.jp/ai_news/ai-news-ai-summer-2024-conference

産学官連携でサービス開発 音声会話型生成AIで認知症を予防

横須賀市の生成AI推進担当のY中です。 皆さん、ニュースです!! この度、横須賀市では、産学官連携で音声会話型生成AIを活用した、認知症予防会話サービスを開発するため…

市民サービスへの生成AI活用に向けた3つのLLMの比較と評価【BEPPU×生成AI vol.5】

別府市企画戦略部情報政策課デジタルファースト推進室です。 前回の記事では、令和6年3月に行った別府市の子育てに関するデータを対象とした生成AIのチャットボットサービ…

「既読スルーされているな」と感じる時間はどれくらい?~チャット返信を忘れている上司にうまく催促する方法 ~

目黒区 データ活用チームの武山です。 今回も、目黒区が職員に実施した、チャットに関する意識調査アンケートに関する記事です。 前回の記事はこちら チャットに限らず…

生成AIのモデル、いろいろ試してみた

本市が使用している生成AIのシステムではGPT-3.5 TurboとGPT-4が利用できますが、基本的にはGPT-4を利用しています。 しかし、実は職員に公開していないだけで、様々なモデ…

ローカルLLM(Llama-3,gemma-2)でAIアバター「えーあいそーだんいん」の観光案内セリフを作ってみた!

少しご無沙汰しております!横須賀市生成AI推進チームのM田です! 2024年4月27日から5月31日にかけて、メタバースプラットフォームVRChat上で、AIアバター「えーあいそー…

台湾デジタル発展部デジタル産業署が戸田市の生成AIの取り組みを視察

 2024年6月26日、台湾のデジタル発展部デジタル産業署の御一行様が、戸田市の生成AIの取り組みの視察に来られました。 今回の視察では、午後からのデジタル庁とのミーティ…

細かすぎて上司には伝わらない生成AI活用テクニック選手権(第1回)~EXCELリストをもとにメールを一斉送信しよう~

目黒区 データ活用チームの武山です! 庁内で生成AI活用事例を募ってみたところ、「めっちゃ興味深い使い方なのだけど、普段この作業していない人はピンとこないだろうな…

(レポ)文章生成AI研修を実施しました!

2024年3月1日より、板橋区では文章生成AIについて、庁内業務での所職員利用を開始しました。 ユーザー数としては350名程度ですが、ユーザーの7割は1度も利用し…

26

熊本県あさぎり町「Chat-GPT等の生成AI業務活用検討PT(プロジェクトチーム)活動報告書」公表

 あさぎり町では、令和5年11月より、職員の業務効率化/負担軽減を図るべく「Chat-GPT等の生成AI活用検討PT(プロジェクトチーム)」を立ち上げ、庁内全体での生成AI活用可能…

OpenAI Realtime APIを試してみた!

OpenAI Realtime APIを試してみた!

こんにちは、M田主任三郎です。
日々新しいAIの情報がありすぎて、段々と追えなくなってきているこの頃です・・・。

先月9月25日に、ChatGPTの高度な音声モードが公開され、リアルタイムに近い形でAIと会話することができるようになりました。10月1日、これをAPI経由で使えるRealtime APIが公開され、カスタマイズした会話AIを作ることが可能になりました。

今回は小ネタとして、だいぶ

もっとみる
はじめまして 茅ヶ崎市デジタル推進課です。

はじめまして 茅ヶ崎市デジタル推進課です。


はじめに自己紹介

はじめまして、茅ヶ崎市役所デジタル推進課です。 このたび、noteでの情報発信を始めることになりました。 生成AIを活用した私たちの取り組み等を分かりやすくお伝えしていきます。

茅ヶ崎市はどんな市?

茅ヶ崎市は神奈川県南西部に位置し人口約24万5千人、面積35.7平方キロメートルの湘南エリアの中心に位置する約6キロメートル四方のコンパクトな街です。海や山などの自然が身近に

もっとみる
生成AI活用!

生成AI活用!

上田市情報システム課 M田です。

研修ネタを2個続けてきたのですが、今回は生成AIを利用した業務改善・時間短縮と思われる事例をご紹介します。

お手製マクロ、スクリプトの対応

エクセルマクロやスクリプト(以下「マクロ等」と言います。)の知見を有している職員は、業務効率化のために独自で作っている人もいます。
それはそれでいいのですが、その職員が異動したときに、マクロ等がどのように引き継がれるかが

もっとみる
祝1周年!自治体AI活用マガジンの掲載記事を振り返ってみた!

祝1周年!自治体AI活用マガジンの掲載記事を振り返ってみた!

いつもご覧くださり、ありがとうございます!
横須賀市生成AI推進チームです。

昨年2023年8月29日(火)に開設した「自治体AI活用マガジン」も、1周年を迎えました!パチパチパチ

当初11自治体で始まりましたが、現在は22自治体が参加していて、じわじわと輪が広がっています。生成AI活用の情報を、ゆるく広く発信していこうという価値観が共有できていることを感じ、非常にうれしいです!

今回

もっとみる
N番煎じですがローカルLLM(ollama)とRAG(Dify)を試してみた

N番煎じですがローカルLLM(ollama)とRAG(Dify)を試してみた

桑名市スマートシティ推進課です。
最近、AI関係の記事を全く書いていないため、最近試したことを書こうと思います。

1.巷ではローカルLLMが流行っている横須賀市さんが、記事でローカルLLMを試してみた記事がありました。二番煎じ、いや、もうどれだけ煎じられてるかわからないため、N番煎じですが、当市も乗っかって、同じようにやってみようと思います。

ちなみに、当市も横須賀市さんとは方向性が違いますが

もっとみる
生成AIを活用した子育てチャットボットの実証運用第2弾【BEPPU×生成AI vol.6】

生成AIを活用した子育てチャットボットの実証運用第2弾【BEPPU×生成AI vol.6】

別府市企画戦略部情報政策課デジタルファースト推進室です。

前回の記事では3つのLLMを比較し、市民向けの生成AIチャットボットにおいて Claude3.5 Sonnet を採用することをご紹介しました。

このたび、Claude3.5 Sonnetを活用した「子育て分野」のチャットボットサービスの実証運用第2弾を令和6年8月20日(火)から開始したことをご報告いたします!

実証運用第2弾につい

もっとみる
AI博覧会に登壇

AI博覧会に登壇

AI博覧会
日時:2024年8月30日(金)15:20~15:50
戸田市の生成AIを活用した市民向け応答サービス実証
https://aismiley.co.jp/ai_news/ai-news-ai-summer-2024-conference-vol-4/

産学官連携でサービス開発 音声会話型生成AIで認知症を予防

産学官連携でサービス開発 音声会話型生成AIで認知症を予防

横須賀市の生成AI推進担当のY中です。
皆さん、ニュースです!!
この度、横須賀市では、産学官連携で音声会話型生成AIを活用した、認知症予防会話サービスを開発するため、Starley株式会社と連携協定を締結しました!

Starleyさんは、リリース後わずか3ヶ⽉で、 ユーザーに対する返答回数が1億回を突破した音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」を開発したベンチャー企業です。
その「Co

もっとみる
市民サービスへの生成AI活用に向けた3つのLLMの比較と評価【BEPPU×生成AI vol.5】

市民サービスへの生成AI活用に向けた3つのLLMの比較と評価【BEPPU×生成AI vol.5】

別府市企画戦略部情報政策課デジタルファースト推進室です。

前回の記事では、令和6年3月に行った別府市の子育てに関するデータを対象とした生成AIのチャットボットサービスの実証運用についてご紹介しました。

実は、このチャットボットサービスを構築している間に3度LLMの見直しを行っています。費用面はもちろん安定的な稼働状況などLLMによって差異があったためです。今回はこの実証運用から見えてきたLLM

もっとみる
「既読スルーされているな」と感じる時間はどれくらい?~チャット返信を忘れている上司にうまく催促する方法 ~

「既読スルーされているな」と感じる時間はどれくらい?~チャット返信を忘れている上司にうまく催促する方法 ~

目黒区 データ活用チームの武山です。

今回も、目黒区が職員に実施した、チャットに関する意識調査アンケートに関する記事です。

前回の記事はこちら

チャットに限らず、仕事においてはリマインドという作業が発生しますよね。でもリマインドってつまりは「あなた、まさかとは思いますが、締切も迫ってまいりましたこの件、おそらくお忘れでいらっしゃいますよね?」という名の催促なわけで、上司や先輩に行うにあたって

もっとみる
生成AIのモデル、いろいろ試してみた

生成AIのモデル、いろいろ試してみた

本市が使用している生成AIのシステムではGPT-3.5 TurboとGPT-4が利用できますが、基本的にはGPT-4を利用しています。
しかし、実は職員に公開していないだけで、様々なモデルが利用できます。
そこで、通常使っているモデル以外ではどのような回答が帰ってくるのか、現在使用できるGPT-3.5 Turbo、GPT-4に、GPT-4o、Claude3.5 Sonnet を加えての比較をデジタ

もっとみる
ローカルLLM(Llama-3,gemma-2)でAIアバター「えーあいそーだんいん」の観光案内セリフを作ってみた!

ローカルLLM(Llama-3,gemma-2)でAIアバター「えーあいそーだんいん」の観光案内セリフを作ってみた!

少しご無沙汰しております!横須賀市生成AI推進チームのM田です!

2024年4月27日から5月31日にかけて、メタバースプラットフォームVRChat上で、AIアバター「えーあいそーだんいん」の試験運用を行いました!

これは、もち山金魚さんのかわいい3Dアバター「まめひなた」に、スカジャンを着てもらって、GPT-4と魂のプロンプトを吹き込んだ、音声で会話を楽しんだり観光案内をしたりしてくれるAI

もっとみる
台湾デジタル発展部デジタル産業署が戸田市の生成AIの取り組みを視察

台湾デジタル発展部デジタル産業署が戸田市の生成AIの取り組みを視察

 2024年6月26日、台湾のデジタル発展部デジタル産業署の御一行様が、戸田市の生成AIの取り組みの視察に来られました。
今回の視察では、午後からのデジタル庁とのミーティングと戸田市との意見交換を目的にお越しいただきました。
 デジタル産業発展署の丁(ユイ)組長(ディレクター)さんからは、台湾の進めているスマートシティの取組みをご紹介いただきました。
 また戸田市からは、伊藤忠テクノソリューション

もっとみる
細かすぎて上司には伝わらない生成AI活用テクニック選手権(第1回)~EXCELリストをもとにメールを一斉送信しよう~

細かすぎて上司には伝わらない生成AI活用テクニック選手権(第1回)~EXCELリストをもとにメールを一斉送信しよう~

目黒区 データ活用チームの武山です!

庁内で生成AI活用事例を募ってみたところ、「めっちゃ興味深い使い方なのだけど、普段この作業していない人はピンとこないだろうなあ・・・」というニッチな使い方がいろいろと集まりましたので、連載記事としてまとめておきます。

記事タイトルの理由は、「部長課長にはうまく伝わらないくらいの、担当者が普段行っている"個々の細かい作業"にこそ生成AIが向いているのでは?」

もっとみる
(レポ)文章生成AI研修を実施しました!

(レポ)文章生成AI研修を実施しました!

2024年3月1日より、板橋区では文章生成AIについて、庁内業務での所職員利用を開始しました。
ユーザー数としては350名程度ですが、ユーザーの7割は1度も利用していない状況でした。。。

これはいかん。
ガイドライン等を作成しましたが、どうぞ利用してください!だと、どう使っていいか分からないことから利用されないのではなかろうか。

ということで、6月17日(月)、18日(火)に、ユーザーへの研修

もっとみる
熊本県あさぎり町「Chat-GPT等の生成AI業務活用検討PT(プロジェクトチーム)活動報告書」公表

熊本県あさぎり町「Chat-GPT等の生成AI業務活用検討PT(プロジェクトチーム)活動報告書」公表

 あさぎり町では、令和5年11月より、職員の業務効率化/負担軽減を図るべく「Chat-GPT等の生成AI活用検討PT(プロジェクトチーム)」を立ち上げ、庁内全体での生成AI活用可能性の分析、内部での運用ルールの整備等に必要な情報の収集を目的とした検討を行ってきたところです。
 この度、同PTにおける活動結果が報告書として取りまとめられ、公表されました。詳しくは、下記URLをご覧ください。

htt

もっとみる